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おれより強いやつとばかり戦った

この一年、死をだいぶ近くに感じていた。誰しもそうだったんじゃないか。いつからか、もはや何もかもがロスタイム、アンコール、余生のようなものだと思ってしまったような気もする。バンドが解散したとき、好きなマンガが終わったとき、米咲ちゃんがいなくなった時か?全部かも。年々頭悪くなっていくの、酒のせいだってわかっててもやめられないよなー。

今の自分にはやめることが弱くてダサいなんて言えんわ。加齢や疫病のせいにしたっていい。躊躇なく生活保護を申請すべきだ。

コロナ禍、厄災の黙示録、ざっくり大損害。それぞれ生き延びてるだけで偉くて尊くて完全勝利。すごいよお前は、保険料も携帯代も払ってよォーッ。だが、正直に言うと、やっと自分と同じ地獄まで落ちてきたような気持ちもどこかにあった。「世の中みんな、キレイぶって、ステキぶって、楽しぶってるけど、ざけんじゃねえよ、いいかげんにしろ。あたしにも無いけど、あんたらにも逃げ道ないぞ、ザマアミロって」


鬱になって仕事をやめたおっさんと、平日昼間に極限的なラーメンばかり食べていた。仕事がなくなったので、教習所に通い免許を取った。貯金がゴミのように消し飛んだ。だがカーシェアは便利だ。もう交通規則は忘れたが、車庫入れ以外はだいぶうまくなった。来年は首都高を走れるようになりたい。


バンドマン、ライブしなくなってただのマン。生きてない。死んでないだけ。陸に上がった河童さ はっ。ライブも数えるくらいしかしない一年。こんなの、この10年初めてだった。

だが、決して堕落し停滞してたわけじゃない。人に会わなくなった一年だったが、いろんなバンドで声をかけられ、沢山録音した。50曲くらいやったと思う。来年長い冬を超え花は咲くだろう。


そしてSuiseiNoboAz5枚目のアルバム「3020」を12/9に発売した。最高傑作だと思う。

 

10年以上前の黒歴史を煮詰めたような闇日記に「Vs The World」と書いてたのを発見した。まだ自分は世界と戦えているだろうか?

戦えている。たぶん。欲深く獰猛な探究心がまだ残っている。構ってくれるみんなを戦友だと思ってる。どんどんいなくなってくから戦友なんだけどね。

来年こそどこかで会えたらいいね。