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若い頃の母 だいたい同じ顔と髪型

夜行バスに乗ってる間にブログを書いている。最高のライブをしたとか、古都の夕べが新譜出したとか、おぞましい事件とか、令和になったとか、柴田聡子の新譜よかったとか、大好きなバンドの再結成とか、名探偵ピカチュウ最高!などなど、トピックは尽きないが、今日はどうしようもない駄文を書くつもりなので読みたくない人はここから飛ばしておくんなまし


まだ雪が残る冬の終わり、母が亡くなった。姉兄弟たちは、既に覚悟はしていた。というよりは、数年に渡る介護その他もろもろでだーいぶ疲労していた。最後に会った時、カーチャンに「はじめまして」と言われた。要するにカーチャンはもう僕がわからんかったんだな。ごめんトイレ行ってくる。ぜんぜん覚悟できてなかったな。不謹慎で無神経で多動性の高野くんだって少し泣く。


冬。訃報の知らせ。実感なし。新幹線は早い。スーツは疲れるな。ビール飲んじゃだめかな。諸々の手続きは、出来のいい兄と姉がほぼやってくれた。おまえはライブがあるんだから。うん。それだけじゃ食えないけど。


出棺の際、リクエストに応えてくれるというので、うみのての代表曲「SAYONARA BABY BLUE」を演奏してもらった。予想外に生演奏だった。雇われピアニストさんが、ビックカメラのおもちゃ売り場で売ってそうな、安そうなキーボードで弾くベイビーブルーは、ちゃんと後半ピアノにストリングスがかかって、笑ってしまいそうに美しかった。うみのての再結成は断ってしまったが、笹口には、こんな名曲を作ってくれてありがとうと伝えた。


兄が典礼会館の一人8000円の宴会コースを断って、近所のスーパーで大量のビールと黒霧島とサントリー角と生ハムと刺身を買いまくってきた。そういうとこ、嫌いじゃない。丁寧に死化粧を施された母の亡骸は予想外に綺麗だった。ミスID出れんじゃん。不謹慎だな俺。ごめんなカーチャン、紹介した彼女とは別れちゃったお。叔父、つまり母の弟が、慰霊の前で酔いつぶれて泣いていた。翌朝、はじめて霊柩車に乗った。レクサスだった。火葬場のランチは凡。食べログ3.0。遺骨は予想外に重く、持ちづらい。そそくさと東京へ戻る。自分の戦いをするために。俺は覚えている。うみのてがイケイケバンバンだった頃、2chに高野だけじゃなく母親も死ね、と書かれて、田舎者の母が機種変したてのスマホでそれをつい見かけてしまい、気に病んでいたのを。そりゃ母が死んだのは、震災や退職や老化や病気だろうが、おまえらが0円で無責任に書き込んだ八つ当たりも人を殺すと思ってる。ザコどもめ。おまえらがいつか愛する家族を築こうとも呪い続けてやる。とはいえ自意識過剰で豆腐メンタルなボクチンは、毎回傷つきはするし無視もできない。復讐から始まって終わりはいったいなんだろう岩手で聴くサトチーの歌は一味違うな。人生もうボーナストラックかもしんない、そう思ったが、死なないぞ俺は…FF7のリメイクも待ってるし、小島秀夫監督のDEATH STRANDINGも出るからな…世界は糞でも